レジ袋を減らす選択

 買い物をすればもらえるレジ袋。持ち帰りやごみ捨てに便利ですが、使う量や方法次第で地球温暖化を促してしまうかも。地球の未来のために、レジ袋の使い方について考えてみませんか。

◆問い合わせ/環境政策室(電話6384-1702ファックス6368-9900)

6月からレジ袋無料配布が中止

 地球温暖化の進行に「待った」をかけるために始まる、府内初の取り組み。北摂7市3町と食品スーパー各社が協定を締結し、6月1日(金曜日)からレジ袋の無料配布が中止されます。

 この取り組みで、北摂地域で年間約5000トンのごみと、約1万6000トン−CO2の削減を見込んでいます。

 協定を結んだ各スーパーでは、無料配布中止と同時に、丈夫なレジ袋を1枚2~5円で販売する予定です。

協定に参加した食品スーパー

 イオンリテール近畿・北陸カンパニー、イズミヤ、関西スーパーマーケット、光洋、ダイエー、阪急オアシス、平和堂、万代、ライフコーポレーション(順不同)

1人25%以上のCO2削減を

 地球温暖化とは、CO2などの温室効果ガス排出量が増えることで、地球の全体の平均温度が上がる現象をいいます。

 市で排出される温室効果ガスは、年間約200万トン−CO2。その約20%が家庭から排出されており、自動車や家電製品など、出元はさまざまです。市は、吹田市地球温暖化対策新実行計画改訂版(2016年)において、2020年度までに1人25%以上、2050年度までに75%以上の温室効果ガス削減を目標にしています。

レジ袋と地球温暖化

 レジ袋と地球温暖化の関係は、原料にあります。レジ袋の材料は合成樹脂。その原料である石油は、燃えると、CO2を生成します。1枚(6.8グラム)を焼却したときに排出されるCO2の量は約33グラム。1人当たりの年間レジ袋使用枚数は約240枚で、ガソリン約3.4リットルを燃やした時の量に匹敵する量が排出されます。

ちょっとのことで大きな効果

捨てるときは最小の枚数で

 ごみを何個かレジ袋で小分けし、1つのレジ袋でまとめて捨てていませんか。何気なくしてしまう行動ですが、実は温室効果ガスを多く出す捨て方。

 ごみを捨てるときは、袋を3重・4重にせず、袋が破れるのを防げる最小限の枚数で捨てましょう。

「いらない」と言うひと言

 レジ袋をもらう前にひと言「いりません」と言ってみてください。もしくは、レジ袋が不要なことを示すカードを出してみてください。

 「いらない」とひと言言う勇気が、温暖化から地球を救う一歩になるのです。

マイバッグで買い物を

 市は、レジ袋の使用量・ごみの排出量削減のため、マイバッグ推進運動を実施。平成21年に始まり、現在の持参率は44.7%(平成29年10~12月現在)。持参率80%をめざし、運動をさらに進めています。

 小さい袋1枚が大きい環境問題につながります。袋1枚、ごみ1つを減らすところから始めてみませんか。

ここにも注意 食品ロス

 市の燃焼ごみのうち、レジ袋を含むプラスチック類を抑えて最も多いのは、生ごみなどの厨芥類。ここでは、食品ロスを減らす方法を紹介します。

買い物の前に編

 買い物の前に冷蔵庫の中を見ておくと◎。残った食品を使い切れる献立にする、常備食品を管理できるなど、無駄買いと買い忘れを防ぎます。庫内の食材管理アプリもあるので、活用してみては。

保存編

 保存で注意したいのが「消費期限」と「賞味期限」。消費期限は安心して食べられる期限で、賞味期限はおいしく食べられる期限をいいます。この2つを注意する以外に、商品に日付を書いたシールを貼ることもおすすめ。保存状態などでは、期限より早く劣化することもあるので、保存方法には十分注意してください。

食事編

 食事では「食べ切れる分だけ盛る」のがポイント。料理に一度箸をつけると保存が難しくなります。自分や家族がどれくらい食べられるかを把握するなど、適量を知ることが大切です。