たばこ火災に注意してください
火災に至る経過としては、「火源の転倒落下」「不適当な場所への放置」「消したはずのものが再燃」などがあります。
また、着火した物は、「ふとん、座布団、寝具類」「室内の床等にあったごみ屑やごみ箱」、「集積場に集められたごみ類」などがあります。
たばこによる火災では無炎燃焼がおこります
無炎燃焼とは炎を伴わない燃焼のことです。燃焼自体が緩やかな状態が続くため、燃えていることに気付きにくい
性質があります。このため、原因となる喫煙を終えた後の外出中、就寝中など思わぬときに大きな火災に発展する
ことも考えられます。
そこで、以下の点に注意してください。
たばこによる火災を防ぐために
◎寝たばこは、絶対にしない
◎歩きたばこ、ポイ捨ては絶対にしない
◎灰皿の中は、こまめに掃除する
◎吸殻を捨てるときは、一度水にさらすなどしてから捨てる
住宅用火災警報器は設置していますか?
一般住宅への住宅用火災警報器の設置は吹田市火災予防条例により義務付けられています。
火災で亡くなる方の多くは、逃げ遅れによるものです。火災が起こった時に、いち早く気付くためにも、
まだつけられていない方は早急に設置してください。
吹田市内のたばこによる火災事例
残り火の処置が不十分(吸殻)
容器から火種がこぼれる(繊維製品)
火源が落下する(座布団・寝具)
不適当なところに捨て置く(木材・ごみ屑(箱))
*()は着火物を示す