前立腺がんの基礎知識

ページ番号1016710  更新日 2024年1月9日

前立腺がんは、高齢化、食生活の欧米化などの影響で、患者数、死亡者数ともに増加しています。早期に発見すれば手術や放射線治療で治癒することが可能です。比較的進行がゆっくりであることが多いため、かなり進行した場合でも適切に対処すれば、長く通常の生活を続けることができます。

前立腺がん検診について

前立腺がん検診は、血液検査で、PSA値を調べます。PSA値とは、前立腺内で作られるたんぱく質の一種です。がんや炎症などがあると血液中に出てきますが、必ずしもがんであるとはかぎりません。あくまでも前立腺がんの発見のきっかけとなる一つの指標です。

前立腺がん検診の精密検査について

精密検査の方法は、疑わしい部位、悪性の可能性の有無により選択されます。

直腸診

肛門から指を挿入して前立腺の状態を確認します。

前立腺超音波検査

肛門から専用の超音波器具を挿入して前立腺の状態を調べます。

前立腺生検

超音波をガイドにして前立腺を描出しておき、細い針で前立腺を刺し、6か所かそれ以上から組織を採取し調べます。

こんな症状が長く続く人はすみやかに医療機関へ

排尿困難、頻尿、残尿感、夜間頻尿、下腹部不快感など。
ただし、前立腺がんの特有の症状はなく、多くは前立腺肥大症に伴う症状です。

検診結果で要精密検査と判定されたら、必ず精密検査を受けましょう。

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