【注意喚起】コロナ禍における喫煙について
新型コロナウイルス感染症が流行し、暮らしの様々な場面で「新しい生活様式」が求められるいま、
たばこを吸われる方は、喫煙についても改めて考えてみませんか。
コロナ禍における喫煙に関して、いくつか注意していただきたい事項をまとめました。
喫煙は新型コロナウイルス感染症の重症化リスクを高めます
喫煙と新型コロナウイルス感染症の関係
喫煙は、肺炎やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を引き起こす原因となることはよく知られていますが、
新型コロナウイルス感染症においても、喫煙者は非喫煙者と比較して、重症となる可能性が高いことがWHOの報告
により明らかになっています。
また、喫煙をする際にはたばこを手で触ったり、手を口元に近づけることで感染のリスク自体も高まるため、注意
が必要です。
喫煙所の利用について
喫煙所内は三密(密閉・密集・密接)の状況が起こる場所となりうるため、混雑時は利用を控える・喫煙所内では会話を
しないなど、喫煙所をご利用の際は十分ご注意ください。
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在宅時間が増え、喫煙本数が増えていませんか?
外出の自粛や在宅勤務の導入などにより、家で過ごす時間が多くなっていると思います。
それに伴い、たばこを吸う本数が増えている人もいるのではないでしょうか。
ご自身の健康という面でも、喫煙本数の増加は問題ですが、次のようなことにも
注意してください。
家族への健康影響
自宅に家族がいらっしゃる場合、自宅でたばこを吸うことで家族に受動喫煙を引き起こしてしまいます。
喫煙本数が増加するほど、受動喫煙による健康被害も大きくなっていきます。
また、子どもや妊婦などは特に健康被害が大きいため、ご家庭にお子さまや妊婦の方がいる場合は、この機会
に禁煙をしましょう。
近隣の方への影響
マンションなどの集合住宅や、戸建て住宅において、近隣の方からのたばこの煙によるにおいや健康被害
を訴える方が増えています。
ベランダでたばこを吸ったり、部屋で窓を開けてたばこを吸う場合、その煙は想像よりも広範囲で周りに
広がっているかもしれません。
ご自宅でたばこを吸う際も、近隣にたばこの煙で困っている方がいないか、ご配慮をお願いいたします。
屋外での喫煙も周囲の方への配慮をお願いします
屋外で喫煙をされる場合、公共の場でマスクを外して息や煙を吐き出すことになるため、コロナ禍においては
感染リスクなどについて不安を感じる方もいらっしゃいます。
屋外でたばこを吸われる場合であっても、周囲に人がいるときは
(1)喫煙を控える
(2)十分な距離をとる
など、これまで以上の配慮をお願いいたします。
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コロナ禍の今こそ禁煙のチャンス!
新型コロナウイルス感染症の拡大により、健康について考える機会が増えたことで、改めてたばことの付き合い方を
見直すきっかけになった方もいるのではないでしょうか。
市では禁煙相談や、禁煙治療費の一部助成制度を行っています。
ご自身のためにも周りの方のためにも、この機会に禁煙を始めてみませんか?