たばこ対策

 


 たばこは本人が吸わなくても、周囲の人にも健康被害が起こる可能性があります。望まない受動喫煙を防止するため、改正健康増進法、大阪府受動喫煙防止条例等が公布され、段階的に施行されています。本市においても、禁煙や、受動喫煙を防止するための取組を進めています。健康すいた21(第2次)の重点項目のひとつである「たばこ対策の推進」で、「たばこの害を受けない、与えない」、「たばこを吸わない人が増える」ことの2つを目標として、たばこ対策に取組んでいます。



たばこの害に関する正しい知識


たばこについて

 たばこの煙には、約5,300種類の化学物質が含まれており、その中には約70種類の発がん性物質が存在しています。たばこの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」、たばこの火がついた部分から立ち上る「副流煙」、喫煙者が吐き出した「呼出煙」があり、たばこを吸わない人でも、受動喫煙によって「副流煙」と「呼出煙」を吸い込み、肺がんや脳卒中、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症等)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの危険性が高まったり、小児喘息、乳幼児突然死症候群との関連があると報告されています。


急速に広がる新型たばこ

 「電子たばこ」や「加熱式たばこ」といった新型のたばこが急速に普及しています。加熱式たばこの主流煙にはニコチンなどの有害物質や発がん性物質が含まれており、安全性が証明されていません。

 また、電子たばこについて、ニコチンを含むものは現在国内で販売が承認された製品はありません。電子たばこをインターネットなどで個人輸入するケースも見られますが、有害な物質が含まれている事例が報告されており、安易な使用は避けてください。


未成年者の喫煙について

 未成年者の喫煙は未成年者喫煙禁止法により禁止されています。しかし、未成年者は興味本位でたばこを吸い始め、やめられなくなることが多い傾向があります。大人よりもたばこの依存性が強く、健康被害が大きいことがわかっています。

 未成年者の喫煙を防ぐため、周囲の大人が、子供に、たばこに関する正しい知識を伝えることが大切です。保護者が喫煙している場合、その子供の喫煙率が高くなるという報告があります。子供は、身近な人がたばこを吸っている姿を見て、興味を持つ場合がありますので、保護者は子供の前でたばこを吸うことはやめましょう。一番良いのは、保護者自身も禁煙にチャレンジすることです。

 詳しくは、「若者の健康と喫煙」(厚生労働省)をご覧ください。


妊娠中・育児中の保護者の喫煙について

 妊婦の喫煙は、流産、早産、低出生体重児等のリスクが高くなります。育児中の保護者の喫煙は、乳幼児突然死症候群や喘息・中耳炎など、子供の健康に大きく影響することが様々な調査で分かってきています。ベランダで喫煙する場合も副流煙は室内に流れこむため、受動喫煙の影響は避けられません。子供のいる御家庭では家族全員が禁煙しましょう。

 詳しくは、「喫煙の妊娠出産などへの影響」(厚生労働省)「たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう」(厚生労働省) 乳幼児突然死症候群(SIDS)」(厚生労働省)「タバコから子どもを守ろう」(日本小児科医会)をご覧ください。


COPDをご存知ですか?

 COPDとは、「慢性閉塞性肺疾患」のことを言い、別名「たばこ病」とも呼ばれています。これまで「肺気腫」や「慢性気管支炎」と言われていた疾患も、COPDに含まれます。症状がゆっくりと進行するため、気づかない間に重症化する場合があります。重症化すると、少し動くだけでも息切れし、酸素吸入が必要になるなど、生活に大きく影響します。主な原因は喫煙・受動喫煙です。喫煙者の方は禁煙しましょう。


受動喫煙防止

我が国では、年間約1万5千人が受動喫煙によって死亡していると言われています。望まない受動喫煙を防止することを目的に、平成30年7月に「健康増進法の一部を改正する法律(改正健康増進法)」(厚生労働省)が成立しています。また、大阪府では平成31年3月に「大阪府受動喫煙防止条例」(大阪府)が制定されており、施設や店舗はその種類や目的に応じて、原則敷地内禁煙または屋内禁煙が義務付けられることになりました。


三次喫煙(残留受動喫煙)をご存知ですか?

 たばこの煙が見えていないのに、たばこ臭いと感じたことはありませんか。それが三次喫煙で、別名「残留受動喫煙」とも呼ばれています。また、新型たばこには煙が見えにくいタイプのものもあり、気付かないうちに三次喫煙が起きていることも考えられます。

たばこを吸い終わった後でも、喫煙者の毛髪や衣類、カーペットやソファ等にたばこの有害物質が残留することが知られています。それらの有害物質により第三者が暴露されることで三次喫煙は起こり、健康への影響が懸念されています。

 


子供をたばこの煙から守りましょう

 大阪府では、子供の健やかな成長に寄与するとともに、府民の健康で快適な生活の維持を図ることを目的に、平成30年12月に「大阪府子どもの受動喫煙防止条例」(大阪府)が制定されました。条例には、「全ての子どもたちが安心して健康的に暮らせるよう、住居、自動車等の生活空間や学校、通学路、公園、病院等の子どもの利用が想定される公共的な空間等において、受動喫煙をさせることのないよう努めることは社会全体の責務である」と明記されています。

 子供は自らの意志で受動喫煙を避けることが困難です。社会全体で子供を受動喫煙から守りましょう。


吹田市全域の道路・公園等は歩きたばこ禁止です

 吹田市では吹田市環境美化に関する条例に基づき、路上喫煙禁止地区を設けています。吹田市内全域で、道路や公園等(私有地は除きます)における歩きたばこが禁止されており、たばこのポイ捨てによりまちの美観を損ねるだけでなく、第三者にやけどを負わせる可能性なども考えられます。また、違反すると罰則の対象となる場合もあります。


禁煙支援

 「今さら禁煙しても変わらないでしょ…」このような声を耳にすることがありますが、禁煙はいつ始めても遅くありません。長年の喫煙によるダメージを受けた身体も、禁煙を続けることで健康に近づいていきます。禁煙を開始して数日後には味覚・嗅覚が改善し、禁煙2~4年後には虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)や脳卒中のリスクが、喫煙を続けた場合に比べて低下することが期待できます。実際に禁煙に成功された方からは、「息切れやたんが絡むことがなくなりました!」「肩こりが改善されたように感じます!」など、日常生活において様々な禁煙の効果を感じることができます。

 また、金銭面においてもメリットが大きく、1日1箱吸う方で、1か月で約1万5千円、1年間で約18万円の節約となります。

 吹田市では禁煙の取組をサポートするために、保険診療による禁煙治療費の自己負担額を最大1万円公費助成する制度(禁煙チャレンジ)を実施しています。また、保健センターでは禁煙治療に関する情報提供や禁煙相談を無料で行っています。一緒に禁煙に取組んでみませんか。 

〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番2号

【業務時間】午前9時~午後5時30分

【休日】土・日曜日、祝・休日、年末年始

Tel:06-6339-1212

Fax: 06-6339-7075

mail: hoknc_kr@city.suita.osaka.jp