B型・C型肝炎について
B型肝炎について
B型肝炎ウイルスによって引き起こされる病気で、日本人の110万から140万人がこのウイルスに感染していると考えられています。 主な感染経路は性行為、母子感染です。 性行為感染の場合は、急性肝炎を引き起こすことがあります。一般的に数週間で約90%の方が治癒しますが、約10%の方がキャリア(肝炎ウイルスが体内に住み着く持続感染者)になります。また、母子感染の場合は、キャリアになりやすく、大半の人が慢性肝炎になります。一部は20~30年かけて肝硬変や肝臓がんに進行することもあります。
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C型肝炎について
C型肝炎ウイルスによって引き起こされる病気で、日本人の190万から230万人がこのウイルスに感染していると考えられています。自覚症状がほとんどないため、感染していることに気づかない場合も多くみられます。 主な感染経路は、過去の輸血、血液製剤の使用、注射器の連続使用などがあります。現在は日常生活ではほとんど感染することはありません。感染すると約70%の人がキャリアになり、放置すると慢性肝炎から肝硬変、肝臓がんへといたる場合があります。 |
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早期に感染を発見し、適切な検査や治療をすることが大切です。新しい治療法が開発され、C型肝炎では約8割完全治癒、B型肝炎でも高率に落ち着いた状態を維持することができます。 |
大阪府肝炎ウイルス陽性者初回精密検査費用助成について
大阪府では、肝炎ウイルス検査の結果が陽性の方を対象に、大阪府肝炎専門医療機関における肝炎ウイルスの初回精密検査(医療保険適用のものに限る)を受けた際の、検査費用の自己負担分を助成しています。
詳しくは、こちら「大阪府肝炎ウイルス陽性者初回精密検査費用助成」をご覧ください。
大阪府肝炎ウイルス陽性者初回精密検査費用助成に関する案内ちらし (PDFファイル; 394KB)
厚生労働省C型肝炎特別措置法の一部改正について
C型肝炎特別措置法の一部が改正され、給付金の請求期限が2018年(平成30年)1月15日から2023年1月16日に延長されました。
詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。
厚生労働省ホームページ:
出産や手術での大量出血などの際に、血液から作られた医薬品(フィブリノゲン製剤・血液凝固第9因子製剤)の投与によりC型肝炎ウイルスに感染した方へのお知らせ
肝炎に関するリンク先(別ウィンドウで開きます) |