乳がんについて |
日本人女性がかかるがんで最も多いのは乳がんです。近年増加しており、特に40歳代~50歳代で増えています。乳がんは早期発見により、適切な治療を受ければ、比較的良好な経過が期待できます。 |
乳がん検診について |
視触診・マンモグラフィ併用検診(40歳以上)2年に1回 視触診に加えて、マンモグラフィは乳房を片方ずつ撮影します。マンモグラフィによって、小さなしこりも見つけることが できます。
★検診結果で要精密検査と判定されたら、必ず精密検査を受けましょう。
|
乳がん検診の精密検査についてマンモグラフィ |
病変が疑われた部位を詳しく観察するため、多方向から観察します。 |
乳房超音波検査 |
超音波により病変が疑われた部位を詳しく観察します。 |
穿刺吸引細胞診、針生検 |
しこりなど疑わしい病変が見つかった場合、細い注射針を刺して細胞や組織を採取し、悪性かどうか調べます。 |
症状がある場合は早めに乳腺外科を受診しましょう |
しこり、乳房のひきつれ、乳頭から血性の液が出る、乳頭のただれなど。症状がある場合は、速やかに乳腺外科を専門とす る医療機関を受診しましょう。
自己触診法について乳がんは、唯一自分で見つけられるがんです。毎月1回の自己触診を習慣にしましょう。
実施時期月経後の1週間以内、閉経後の方は毎月1回、日を決めて行いましょう。
実施方法●鏡の前でチェック 腕を高く上げて、ひきつれ、くぼみ、乳輪の変化がないか乳首のへこみ、湿疹がないか確認します。 また、腕を腰に当てて、しこりやくぼみがない確認します。 |
|
|
●触ってチェック 乳房にしこりなどがないか、触って調べましょう。 指で触る範囲…乳房の部分だけではなく、下は肋骨の弓側のところまで、内側は肋骨の中央、外側は脇の下まで。 (下図の黄色部分) 触り方…………4本の指をそろえて、指の腹で肋骨をなぞるように触れます。 左乳房をふれるときは右手で、右乳房は左手で触りましょう。 |
|
|
【関連リンク集】