熱中症を予防するために知っておきたい大切なこと
高齢者は特に注意が必要です
- 高齢者は体内の水分量が少ないため、水分不足になりやすい
- 暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなる
- 体の熱がたまりやすく、体の調整機能が低下する
- 熱中症による死亡者の8割が高齢者
高齢者の熱中症の半数以上が自宅で発生しています
- 高齢者の自宅で発生した熱中症のほとんどがエアコンを使用していない
- エアコン、扇風機を上手に活用し、涼しい環境に保つことが大切
環境省が発表する熱中症警戒アラート発表時には、熱中症予防行動を徹底しましょう
- 運動は原則中止
- 外出はなるべく避け、涼しい室内で過ごす
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント
新型コロナウイルスの感染防止の3つの基本である(1)身体的距離の確保、(2)マスクの着用、(3)手洗いや「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた『新しい生活様式』における熱中症予防のポイントをまとめました。
これらを参考に熱中症予防を心掛けましょう。
屋外で十分な距離がある時はマスクをはずす
- 気温、湿度が高い中でのマスク着用は熱中症のリスクが高まる
- 屋外で人との距離(2メートル以上)を確保できる場合は、マスクをはずす
- マスクを着用しているときは、負荷のかかる作業や運動を避け、こまめに水分補給をする
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暑さを避ける
- エアコンを利用する等、部屋の温度を調整する
- 涼しい服装、日傘や帽子の活用する
- 暑い日や時間帯は無理をしない
- 屋外では日陰等、涼しい場所へ移動する
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こまめに水分補給
- のどが渇いてなくても、こまめに水分補給をする
- 1日あたり1.2リットル(コップ約6杯)を目安にとる
- 大量に汗をかいた時は塩分も補給する
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エアコン使用中もこまめに換気をする
- 窓とドア等2か所を開ける
- 扇風機や換気扇を併用する
- 換気後は、エアコンの温度をこまめに再設定する
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日頃からの健康管理
- 日頃から体温測定、健康チェックに心がける
- 体調が悪い時は、無理せず自宅静養する
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暑さに備えた体力作り
- 水分補給を忘れずに、無理のない範囲で毎日30分程度、適度に体を動かす

高齢者、子ども、障がい者の方々は、熱中症になりやすいので十分に注意してください。
周囲からも積極的に声をかけましょう。