都市再生整備計画 【JR吹田駅周辺地区】
ページ番号1009910 更新日 2022年8月30日
名称等
- 都道府県名:大阪府
- 市町村名:吹田市
- 地区名:JR吹田駅周辺地区
- 面積:19.1ha
目標
大目標:だれもが快適で安心して住み続けられるまちの実現
- 少子高齢化への対応:すべての人にやさしいまちの実現を目指し、駅前広場の段差解消や昇降装置並びにアーケードの設置や段差解消、駅周辺での自転車駐車場の整備と併せて放置自転車街頭啓発活動を行うなど総合的にバリアフリー化を推進し、安全で快適な交通環境の創出を図る。
- 交通利便性の向上:駅やバスターミナルの相互アクセス経路のバリアフリー化等により、交通結節点としての機能をさらに充実し、地域の交通環境や利便性の向上を図る。
- アメニティの向上:吹田市の玄関口にふさわしい憩いと潤いのある空間の創出と地域防災の充実を図るため、駅前広場内に緑化施設や耐震性防火水槽の整備を行い、まちの魅力の向上を図る。
目標設定の根拠
まちづくりの経過及び現況
- JR吹田駅周辺は古くから本市の代表的な商業地域として発展してきた地区で、駅南側及び駅北側ではそれぞれ第1種市街地再開発事業により公共施設(駅前広場やバスターミナル等)を整備すると共に、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ってきた。
- 市街地再開発事業により整備を行ったバスターミナルは、交通拠点として長年その機能を担ってきたが、事業完了後(1980年1月事業完了)約25年が経過し、時代の変化と共に市民ニーズが多様化する中、島式バスターミナルの乗り換えの不便さや広場の段差解消等、改善を求める声が多い。
- 駅周辺には自転車駐車場が整備されてはいるものの、通勤・通学用自転車だけではなく、駅周辺の商業施設等への買い物客の自転車も集まるため、多数の放置自転車であふれ、車椅子利用者のみならず一般の通行にも支障となっている。
- 交通バリアフリー法の制定に伴い、平成14年度に吹田市交通バリアフリー基本構想を作成し、本地区を含む3地区を重点整備地区に指定し、平成22年度までのバリアフリー整備をめざしている。
- 平成15、16年度には周辺自治会、商業者等とワークショップ(計4回、延べ参加市民147名)を開催し、周辺道路や駅前広場のバリアフリー化について意見交換を行い、吹田市交通バリアフリー道路特定事業計画の作成を行った。
- ワークショップでは駅南側駅前広場の様々な課題や問題点が明らかとなり、この課題等を解決するため、本市より駅前広場再整備の基本的考え方を提示し、確認された。
- 地区内には、60トンの防火水槽が設置されているが商業施設が集積しているため、震災時における消防水利の拡充が大きな課題となっている。
課題
ワークショップでは駅前広場における現在の課題として下記の課題が示されました。
- バリアフリー化した経路の確保
- 歩行者動線に配慮した移動経路の確保
- 適切な端末交通手段のスペース確保
- 錯綜交通の解消
- 迷惑駐輪の解消
- 利用しやすい駅前広場への改良
- ターミナルに流入する通過交通の排除
- 緑化スペースの確保
- 都市景観の確保
将来ビジョン(中長期)
- 吹田市新総合計画(1996~2005)において、駅前広場の整備、駅前でのバスやタクシーとの乗り継ぎ、自転車やマイカーとの乗継機能の強化を図り、鉄道駅の交通結節点としての機能を高めることが示されている。
- 吹田市第3次総合計画(2006~2020)では「誰もが安心・安全に生活できる社会の実現に向けて、高齢者や障がい者等に配慮した施設の整備や移動手段の確保などに努める」、また、「火災等の防御活動に必要な消防車両、装備、消防水利や消防指令通信システムの整備・充実を図る」という方針が示されている。
- 吹田市都市計画マスタープランにおいては、当地区を本市の都市拠点として位置付けており、市街地形成の基本方向として「交通結節機能の強化などにより魅力とにぎわいのある拠点市街地の形成をめざす」ことが示され、また、まちづくりの重点方針として「魅力とにぎわいのある景観整備と公共空間のバリアフリー化を進める」ことが示されている。
目標を定量化する指標
指標 |
単位 |
定義 |
目標と指標及び目標値の関連性 |
従前値 |
目標値 |
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バリアフリー化(交通環境)の向上 | % | 駅周辺利用者による交通環境(バリアフリー化)の満足度(満足度アンケートによる) | 駅やバスターミナルの乗換え動線や歩行者空間の快適性等、交通環境(バリアフリー化)に対して、駅周辺利用者の6割程度が満足する環境をめざす。 |
34 (平成17年度) |
60 (平成22年度) |
放置自転車の減少 | 台/日 | 駅周辺での放置自転車の台数 | 自転車駐車場の整備及び放置自転車街頭啓発活動を行うことにより、駅周辺の放置自転車台数を現在の約1/10程度に減少させることをめざす。 |
987 (平成17年度) |
100 (平成22年度) |
アメニティの向上 | % | 駅周辺利用者によるアメニティに対する満足度(満足度アンケートによる) | 都市景観や緑化施設に対して、駅周辺利用者の半分程度が満足する環境をめざす。 |
38 (平成17年度) |
50 (平成22年度) |
整備方針等
計画区域内の整備方針
計画区域内の整備方針 |
方針に合致する主要な事業 |
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整備方針1(少子高齢化への対応) 少子高齢化への対応:すべての人にやさしいまちの実現を目指し、駅前広場の段差解消や昇降装置並びにアーケードの設置、駅周辺での自転車駐車場の整備と併せて放置自転車街頭啓発活動を行うなど総合的にバリアフリー化を推進し、安全で快適な交通環境の創出を図る。 |
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整備方針2(交通利便性の向上)
駅やバスターミナルの相互アクセス経路のバリアフリー化等により、交通結節点としての機能をさらに充実し、地域の交通環境や利便性の向上を図る。 |
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整備方針3(アメニティの向上) 吹田市の玄関口にふさわしい憩いと潤いのある空間の創出と地域防災の充実を図るため、駅前広場内に緑化施設や耐震性防火水槽の整備を行い、まちの魅力の向上を図る。 |
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その他
- 関連事業の推進による総合的なバリアフリー化の推進
- 橋上駅舎であるJR吹田駅のバリアフリー化を推進するため、鉄道駅総合改善事業を活用し、交通エコロジー・モビリティ財団により、上下各ホームにエレベーター1基、上り下りエスカレーター各1基ずつを平成17年度及び平成18年度に整備予定である
- 吹田市交通バリアフリー基本構想及び同道路特定事業計画に即して、交通安全施設等整備事業(統合補助)を活用し、特定経路のバリアフリー化を平成18年度から平成22年度に行う予定である
- 都市景観への配慮
駅前広場の再整備にあたって、吹田市の玄関口にふさわしい憩いと潤いのある空間を創出し、都市景観にも配慮した再整備を行うため、学識経験者で構成される吹田市都市景観アドバイザー会議に計画案を諮り、都市景観の形成に関して助言を求める予定である。
整備方針概要図
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このページに関するお問い合わせ
土木部 総務交通室
〒565-0855 大阪府吹田市佐竹台1丁目6番3号 (総合防災センター(DRC Suita) 7階)
電話番号:
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