平成30年8月号市報すいた 市長コラム「地道な備え、とっさの判断 二つの災害を経験して」

ページ番号1013098 更新日 2022年9月21日

大阪府北部を震源とする大地震と、西日本一帯を襲った豪雨。立て続けに起きた自然災害は本市にも大きな爪痕を残し、私たちはリスクとともに暮らしていることを思い知らされました。被災されましたみなさまには、改めてお見舞い申し上げます。

地震発生直後、市はすぐさま次のことを行いました。(1)全小学校に避難所開設、(2)迅速な情報発信、(3)コールセンターの設置、(4)ブロック塀の緊急点検・即時撤去、通学路の安全確保、(5)ブルーシートの配付、り災証明無料化。他にも、市民のお声に寄り添いさまざまな対応を進めましたが、行き届かなかった部分もあり、多くの反省点を残しました。

地震対応のさなか、平成最悪の被害を出した大雨。本市でも、一部地域に避難指示を出さなければならないほどでした。しかし、対応する中で「見えない仕事」が「見えた」ことがあります。江坂地区をはじめ、市内で大きな浸水を防ぐことができたのです。これは、大きな投資で進めて来た雨水対策の成果です。さらに災害に強い安全なまちをめざし、現在、中の島・片山の両地区でも下水道整備を進めています。

いざという時に違いが出る「見えない仕事」も着実に進めながら、これからも責任を持ってみなさまの平安な日常をお支えしてまいります。

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