令和3年1月号市報すいた 市長コラム「新年、そして信念」

ページ番号1013046 更新日 2022年9月21日

昨年4月、吹田市が中核市となり、初めての新年を迎えることとなりました。1700以上ある市町村で中核市は60市。吹田市も新たに幅広い分野において、市民サービスを提供することができるようになりました。
なかでも大きく変わったのは、市民の命と健康をお守りする保健所を独自で持つことができたことです。しかし新型コロナウイルス感染症が広がる中でも、府から市への複雑な保健所の移管手続きは難しいものがありました。そして今も、保健所職員は厳しい状況の中で懸命に使命を果たしています。まさにエッセンシャルワーカーなのです。
吹田市民の暮らしを一番身近な自治体がお支えする、という中核市へのスタートを、このタイミングで切れたことを最大限生かしてまいります。
昨年、大阪では自治体制度についてずいぶんと話題になりました。社会の在り方にはさまざまな選択肢があり、どれも満点はありません。知恵を集め工夫や配慮、協力により、市民に対してその時にできる最善を重ねる、それが行政と政治の使命だと思うのです。
このような状況であるからこそ、初心に立ち返り、勇気をもって粘り強く、心を配ることを大切に、この一年をスタートしたいと思います。

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