新型コロナウイルス感染症に感染された方からの声

ページ番号1015289  更新日 2022年9月21日

新型コロナウイルス感染症に感染し回復された方から、「市民や家族に伝えたいこと」や「今、困っていること」など多くのお声をいただいていますので、その一部をご紹介します。

感染された方からの声

職場や近所の人や友人に知られるのが怖かった。手洗いやアルコール消毒は普段から意識しており、感染経路が不明だったので、だれがいつ感染しても不思議ではないと実感した。(10歳代)

コロナになった友人がすぐに連絡をくれたことが良かった。コロナになったら人に感染させない意識の向上も必要だと思う。コロナになったこと自体は何も悪くない。コロナになったからと差別されるのは本当につらい。(10歳代)

自分が陽性になったことで、家族に迷惑と心配をかけた。また、仕事を休まなくてはいけなくなり、職場や家族の職場にも大変迷惑をかけてしまい、申し訳なく思った。(30歳代)

仕事の打ち合わせで、外で仕事先の人と2時間程度話をしたときに感染した恐れがあります。飲食でなくても、室外でも感染することがあるということを知ってほしいと思います。(60歳代)

コロナにかかって、体調面はそんなにしんどくなかったが、精神的に本当につらく、しんどかった。今まで生きてきた中で一番と言っていいほどつらい体験だった。(20歳代)

会社で数名感染者が出たことから、私の母にも感染してしまい、母は重症化してしまいました。今は奇跡的に回復し、後遺症はあるものの、笑顔で過ごせるようになりました。しかし、入院中は面会もできず、万が一も考える日々でしたので大変つらかったです。市民の皆様も気を付けていただき、一日も早く普通の生活ができますよう切に願います。保健所の方には大変親切にしていただき感謝しております。ありがとうございました。(50歳代)

マスクは外さず、誰とも外食せず、ずっと自粛していたのに、どこで感染してしまったのかわからない。マスクを外してワイワイ飲みながら話をしている人だけが感染すると思っていた。(50歳代)

家族が体調不良になったときに、すぐにコロナ感染を疑い行動できるかが、家族感染を広めないために大事なポイントであることを実感した。(40歳代)

保健所からのメッセージ

感染された方からの声では、「まさか自分が」「仕事を休むことになって迷惑をかけた」「高齢の家族へ感染させてしまい、万が一を考えるととてもつらかった。」など、感染したことに対しての生の声が語られています。この感染症は、大切な家族の命を危険にさらす可能性があり、また、感染者自身も症状のつらさや後遺症に悩むことがあります。

現在、接種される方が増えている新型コロナウイルスワクチンは、発症と重症化予防に高い効果がありますが、接種したら100%感染を予防できるわけではありません。ワクチン接種と感染予防対策を組み合わせ、感染を広げないよう慎重に生活をする必要があります。

これまで、感染された方の中にはどこから感染したかわからない方も多くおられ、個々の努力だけでは完全に予防することができないことは明らかです。一人一人が、引き続き、手洗い・咳エチケットを行うことや、体調がよくない場合には通学や通勤を控えること、企業としても出勤を控えさせる、職場環境(感染予防対策)を整えるなど、社会全体でこの事態が収束するまで積極的に感染予防対策を続けましょう。

また、「声」にもあったように、感染予防を徹底していた方でも新型コロナウイルス感染症に感染することがあり、感染された方々を責めても、何の解決にもつながりません。
市民の皆様におかれましては、正確な情報に基づき、適切な行動と感染された方への思いやりをこれからもお願いいたします。

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