【新型コロナワクチン】小児(5~11歳)接種
ページ番号1022898 更新日 2022年12月7日
小児接種の概要
小児(5~11歳)の方への新型コロナワクチンの接種について、努力義務が適用されました。
基礎疾患があるなど、特に重症化リスクの高い方には接種をおすすめしています。
メリット・デメリットについてよくご理解いただいたうえで、かかりつけ医との相談して接種をご検討ください。
接種の対象者
初回(1・2回目)接種
市内に住民票がある5歳から11歳までの方
追加(3回目)接種
市内に住民票がある5歳から11歳までの方のうち、2回目接種から5か月以上経過した方
※小児用ワクチンは12歳の誕生日の前々日まで接種できます。
※慢性呼吸疾患、先天性心疾患など、重症化リスクの高い基礎疾患を有するお子様へのワクチン接種により、新型コロナウイルスの重症化を防ぐことが期待されます。ワクチン接種については、本人の健康状態を把握しているかかりつけ医によく相談してください。
使用するワクチン
ファイザー社製の小児ワクチン
- 初回(1・2回目)接種で使用する新型コロナワクチンは、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。
現在、年齢が11歳で今年新たに12歳になる方は、1回目の接種日時点の年齢が11歳の場合は小児用ワクチン、12歳の場合には一般(12歳以上)と同様のワクチンを使用することになります。
1回目接種日時点で11歳だったお子様が、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも小児用ワクチンを使用します。 - 追加(3回目)接種で使用するワクチンは、3回目の接種時の年齢に基づいて判断します。
初回(1・2回目)接種で小児用ワクチンを使用していても、3回目接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、3回目接種は一般(12歳以上)と同様のワクチンを使用します。 - 現在配送されている小児用新型コロナワクチンは、そのほとんどが10月末または11月末に有効期限を迎えるため、接種を希望される場合は早期の接種をご検討ください。なお、小児用コロナワクチンの追加配送については、現在国で検討中です。
接種間隔
1回目と2回目の接種間隔
通常、3週間の間隔を空けて接種します。
1回目の接種から間隔が3週間を超えた場合、1回目から受け直す必要はありません。できるだけ速やかに2回目の接種を受けていただくことをお勧めします。
2回目と3回目の接種間隔
2回目から5か月以上の間隔を空けて接種します。
他のワクチンとの接種間隔
他の予防接種を、新型コロナワクチンと同時に同じお子様に対して行わないでください。
前後に他の予防接種を行う場合、原則として新型コロナワクチン接種と13日以上の間隔を空けてください。
※インフルエンザの予防接種を除きます。(新型コロナワクチンとインフルエンザの予防接種は同時接種可能です。同時接種を希望される場合は、接種される医師と御相談ください。)
保護者の方へ
小児用のワクチンは、臨床試験等から有効性や安全性が確認されていること、海外でも広く接種が進められていること等を踏まえ、日本でも接種が進められていることになっています。
オミクロン株流行下での一定の科学的知見が得られたことから、小児についても努力義務の規定を適用することが妥当であるとされましたが、接種は強制ではなく、ご本人や保護者の方の判断に基づいて受けていただくことに変わりはありません。
このワクチンを受ける際には、接種券に同封されている説明書などをよくお読みになり、ご本人と保護者の方でメリットとデメリットについて、よくご相談していただき、ご本人及び保護者の方の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。
また、周りの方に接種を強制したり、接種していない人に対して差別的な対応をすることがないようお願いします。
効果と副反応
このワクチンは、5~11歳の小児においても、デルタ株等に対して中和抗体価(ウイルスの感染力や毒素の活性を中和できる抗体の数値)の上昇や発症予防効果が確認されています。オミクロン株に対しても、感染予防効果が期待されています。
また、時間経過とともに低下した初回接種による発症予防効果が、追加(3回目)接種により回復すると報告されています。
副反応の種類や発現頻度についても、成人と大きな違いはありませんでした。接種部位の痛みや倦怠感、頭痛、発熱等、様々な症状が確認されていますが、ほとんどが軽度又は中等度であり回復しているため、現時点で得られている情報からは、安全性に重大な懸念は認められていないと判断されています。
小児に対する3回目の接種後7日以内の副反応は、初回接種の後と比べると、おおむね同様の症状が見られ、2回目接種時を上回るリスクは報告されていません。
詳しくは、以下をご確認ください。
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5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
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小児(5~11歳)の接種では、どのような効果がありますか。(外部リンク)
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小児(5~11歳)の接種にはどのような副反応がありますか。(外部リンク)
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5歳から11歳のお子様と保護者の方へ 新型コロナワクチン接種についてのお知らせ (PDF 3.2MB)
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5歳から11歳のお子様と保護者の方へ 新型コロナワクチン接種についてのお知らせ 第2弾 (PDF 1.8MB)
接種を受ける上での注意事項
- お子様がワクチンを接種する際は必ず、保護者の方(親権を行う者または後見人)の方に同伴していただく必要があります。
保護者の方が特段の理由により同伴できない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。 - 37.5℃以上の発熱や体調不良の場合はワクチン接種が受けられません。
- 新型コロナウイルスワクチンと同時または前後2週間は、原則、他のワクチン接種が受けられません。
※インフルエンザの予防接種を除きます。(新型コロナワクチンとインフルエンザの予防接種は同時接種可能) - 小児向けの新型コロナウイルスワクチンは、12歳以上で使用しているファイザー社製ワクチンと濃度や接種量等が異なります。
現在、年齢が11歳で今年新たに12歳になる方は、1回目の接種日時点の年齢が11歳の場合は小児向けワクチン、12歳の場合は一般(12歳以上)と同様のワクチンを使用することになります。
なお、小児向けワクチン接種を受けずに12歳になった場合も接種券、予診票はそのまま一般向け(12歳以上)ワクチン接種の接種券、予診票として使用できます。 - お子様に基礎疾患がある場合やワクチンについての疑問や不安があるときは、かかりつけ医等によくご相談ください。
- 接種を受けた日は激しい運動は控えてください。入浴は可能ですが、接種した部分を強く擦ったりしないようにしてください。
- ワクチンを接種した後もマスクの着用など感染予防対策の継続をお願いいたします。
参考
新型コロナウイルスワクチンの幼児児童への接種に関する見解等
公益社団法人日本小児科学会
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5~17歳の小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(外部リンク)
(日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会) -
新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方及び接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等(外部リンク)
(日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会) -
小児におけるインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行に備えて~お子様の保護者の皆様へ~(外部リンク)
(日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会、日本小児科医会 公衆衛生委員会)
公益社団法人日本小児科医会
-
5歳~11歳の新型コロナウイルスワクチン接種にあたって(外部リンク)
(日本小児科医会)
接種券
接種券等の発送、紛失・破損・未着などによる再発行については、以下のページをご確認ください。
接種の予約(個別接種)
予約方法
接種券がお手元に届いた方が予約可能です。
予約方法は医療機関により異なります。以下のページの「個別接種実施医療機関一覧」をご確認ください。
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このページに関するお問い合わせ
健康医療部 地域保健課 新型コロナウイルスワクチン接種事業担当
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19番2号
電話番号:
【コールセンター】0120-210-750
ファクス番号:06-6339-7075