災害へ備える~地震と豪雨を経験して

この2か月間の災害を振り返るとともに、新しい支援制度などを紹介します。

市は、引き続き被害にあわれたみなさんの生活の再建に取り組んでいきます。

大阪府北部地震

6月18日7時58分頃に発生した大阪府北部を震源とする地震で、市は震度5強を観測。負傷者は62人、一部損壊や半壊となった住家は1900棟以上にのぼりました。停電や断水、ガスの供給停止、公共交通機関の運行停止などが発生し、市民生活に大きな支障をもたらしました。

市は発災直後から、被害状況の情報収集や避難所の開設、被災者の救援・復旧活動に24時間体制で取り組みました。ライフラインの被災状況や余震の危険性などは、市ホームページとSNSなどで迅速に発信しました。 19日に吹田市災害ボランティアセンターを開設し、市内外から駆け付けたボランティアが家内の片づけなどの活動を開始。22日には災害に関する総合窓口を設置し、7月9日現在で609件の相談が寄せられました。

市内の185の公共施設に被害があり、大きな被害を受けたメイシアターや体育館・プールなどの復旧には時間がかかります。利用制限している公共施設は7ページを確認してください。

また、地震発生直後に学校施設の被害状況の確認も実施しました。ブロック塀の調査の結果、全54校のうち45校で建築基準法上の安全性が確認できませんでした。7月23日現在で危険性が高い12校を含む24校のブロック塀を撤去し、残りの21校についても撤去作業を進めています。

平成30年7月豪雨

西日本を中心に大きな被害をもたらした平成30年7月豪雨。市内で床下浸水4件や道路の冠水11件が発生しました。市は避難勧告を発令して、土砂災害警戒区域などの付近に住む市民へ避難を呼び掛けました。

塀の撤去・一部損壊などに支援制度を創設

半壊以上を対象とした災害時の支援制度では対応できなかった被災者を支援するために支援制度を創設しました。

危険な塀の撤去などに補助

◆問い合わせ/開発審査室(電話6384-1910ファックス6368-9901)

倒壊による人的被害を防ぐため、道路などに面した危険な塀の撤去などを対象に工事費用の一部を補助します。

◆対象となる工事/(1)~(3)を満たす塀を撤去する工事と、その後に軽量フェンスなどを設置する工事。6月18日以後、既に着手した工事も対象となる場合があります。

(1)ブロック塀・石塀・土塀などの危険な塀

(2)不特定多数が通行する道路・公園などに面する塀

(3)道路・公園などに面した高さが60センチメートルを超える塀

◆金額/撤去費は最大15万円、設置費は最大25万円。生垣等緑化推進助成制度の併用可。詳しくは問い合わせてください。

事前に申請が必要です。◆申し込み/直接、同室へ。用紙は市ホームページでダウンロードできます。

一部損壊など住宅修繕に支援金

◆問い合わせ/住宅政策室

(電話6384-1927ファックス6384-9902)

り災証明書で一部損壊以上と判定された住宅の修繕に費用の一部を支援します。◆対象/修繕工事の費用が30万円以上など。◆金額/30万円以上50万円未満の修理は3万円、50万円以上の修理は5万円。◆申し込み/直接、同室へ。り災証明書、工事箇所の分かる写真、修理費用の領収書などが必要。詳しくは問い合わせてください。用紙は市ホームページでダウンロードできます。

利用制限している公共施設(8月8日現在)

再開時期は現時点の予定です。以下の表に記載のない施設は通常通り開館しています。

最新の情報は、各施設に問い合わせてください。

豊一児童センター

◆利用制限/広場の一部、◆再開時期(予定)/未定

資源リサイクルセンター(くるくるプラザ)

◆利用制限/イベント広場、◆再開時期(予定)/9月以降

文化会館(メイシアター)

◆利用制限/大ホール(※平成31年7月以降の全ての施設使用受付を延期。)、◆再開時期(予定)/平成32年度中

旧西尾家住宅

◆利用制限/休館、◆再開時期(予定)/未定

旧中西家住宅

◆利用制限/休館、◆再開時期(予定)/平成31年4月

北千里市民体育館

◆利用制限/第1・2体育室、◆再開時期(予定)/未定

山田市民体育館

◆利用制限/第1・2体育室、◆再開時期(予定)/平成31年4月

南吹田市民体育館

◆利用制限/第1体育室内走路、◆再開時期(予定)/平成31年4月

目俵市民体育館

◆利用制限/第2体育室、◆再開時期(予定)/平成31年4月

武道館(洗心館)

◆利用制限/第1・2・3武道室、◆再開時期(予定)/平成31年1月

片山市民プール

室内プール

◆利用制限/休館、◆再開時期(予定)/未定

トレーニング室

◆利用制限/休館、◆再開時期(予定)/10月

屋外プール

◆利用制限/休館、◆再開時期(予定)/平成31年7月

北千里市民プール

◆利用制限/休館、◆再開時期(予定)/8月下旬

災害時の情報発信

ライフラインの被災状況や余震の危険性などを、市のホームページやSNSで情報を発信します。さらに災害情報など緊急性の高い情報を中心に発信する吹田市役所公式Twitterを新設しました。確認してください。

閲覧方法

Twitterは、市ホームページのトップページ 広報ガイドから、Twitterをクリックすると、吹田市が発信する情報が閲覧できます。

Twitterのアカウントを持っている人は、ログイン後、@SuitaCity_Osakaをフォロー(閲覧登録)すると閲覧できるようになります。

防災訓練に参加しよう

百聞は一見にしかず。防災訓練を実際に体験し、地震が発生したときの行動などを考えるきっかけにしてください。

大阪880万人訓練

大規模災害が発生したと想定し、携帯電話やスマートフォン(対応機種のみ)に訓練用緊急速報メールが届きます。マナーモードでも着信音が鳴ります。地震や津波が発生したときに命を守る行動ができるか再確認してください。◆とき/9月5日(水曜日)午前11時ごろ。◆問い合わせ/府民お問い合わせセンター(電話6910-8001ファックス6910-8005)

災害時帰宅困難者体験訓練

新御堂筋沿線の歩行体験訓練。◆とき/9月7日(金曜日)午後6時~9時。◆ところ/江坂から柴原の各駅区間。◆申し込み/実行委員会のホームページ(http://osaka-fu.net./kitakukunren/)を確認してください。◆問い合わせ/危機管理室(電話6384-1753ファックス6337-1631)

市への見舞金・寄付(大阪府北部地震災害)

市町村など

福井県若狭町10万円、宮城県仙台市50万円、長野県栄村5万円、茨城県水戸市10万円、宮城県気仙沼市20万円、兵庫県芦屋市10万円、兵庫県芦屋市議会5万円、岩手県宮古市10万円

企業

西日本建設業保証(株)30万円、近畿労働金庫吹田支店30万円

団体

日本舞踊温習会一歩會10万円

個人

助友洋一7000円

いずれも敬称略ありがとうございました


災害時、あなたと家族を守るために

日頃からできる備えを

災害は、予告なく突然、私たちの想像を超える力で襲ってきます。万一、南海トラフ地震や府内を通る三つの断層帯が動くことで地震が起こった場合、大きな被害に見舞われます。日頃から備えることで被害を最小限にとどめ、あなたと家族の命を守りましょう。「いつか」ではなく、「今日」から備えを始めませんか。

◆問い合わせ/危機管理室(電話6384-1753ファックス6337-1631)

非常時の備蓄品の用意を

大規模な災害が発生したとき、各避難所等に支援物資が届くまでの間、命をつなぐためには各家庭での備えが必要です。

最低でも3日分、できれば7日分の備えを行いましょう。

“いつものもの”をもう少し ローリングストック

災害時でも自宅で生活できるようにするために、日頃から日用品を多めに備え、消費した分を買い足すだけで備蓄になります。

ふだん食べている食品なら好き嫌いやアレルギーに配慮できます。各家庭にあった備蓄の方法を考えましょう。

備蓄物資(一例)

乳幼児、高齢者、アレルギーなど各家庭の事情に応じて考えましょう。

□ 水(大人1人あたり1日3リットル)

□ 食品(レトルト食品、ドライフーズなど)

□ 簡易・携帯トイレ

□ 卓上コンロ

□ 使い捨てカイロ

□ マスク

□ その他、おむつ、ウェットティッシュなど

非常持出品(持ち出し袋)

避難時にとりあえず持ち出す物をカバンに入れ、すぐに取り出せる場所に保管しましょう。

□ 水

□ 非常食(缶詰など火を通さずに食べられるもの)

□ 救急医薬品

□ 懐中電灯

□ 携帯ラジオ

□ 現金

□ その他、お薬手帳や通帳、印鑑など

地震への備え

家具が転倒しないように、転倒防止金具やポールなどを利用し固定しましょう。安全に避難ができるように、玄関など出入り口までの通路や寝室、子供や高齢者がいる部屋には、倒れやすい家具を置かないようにしましょう。

水害への備え

河川の氾濫などに備え、スムーズに避難行動ができるようにあらかじめ自宅周辺の危険性を把握し、避難所を確認しておきましょう。台風や大雨が予測される場合、家の外回りの確認をするとともに、最新の気象情報や市が発表する避難情報などに注意してください。避難情報は、テレビ、ラジオ、インターネット、緊急速報メールなどから入手できます。避難勧告などの情報が出た場合、早めの避難が必要です。

土のうの配布・回収

大雨や台風による浸水被害を軽減するため、土のうを配布します。自宅などで保管してください。使用した土のうの回収も行っています。近隣と共同使用する土のうの保管場所を無料で提供できる人は連絡してください。◆問い合わせ/水循環室(電話6384-2073ファックス6368-9903)。

止水板設置に助成金がでます

止水板や止水シートを設置することで、集中豪雨などによる建物への浸水被害を軽減することができます。市内の浸水する恐れのある建物の出入口などに設置する場合、必要経費の2分の1(1000円未満切り捨て)を助成します。30万円が上限。事前に審査が必要です。◆問い合わせ/水循環室(電話6384-2073ファックス6368-9903)。

知っておこう・役立てよう

防災マップ

防災ハンドブック

家庭での災害の備えや実際に災害が起こったときの対処方法をまとめたものです。

洪水ハザードマップ

大雨による洪水で河川の堤防が壊れたり、水があふれたりした場合の浸水予測を示したものです。

いずれも図書館や市ホームページで確認できます。◆問い合わせ/危機管理室(電話6384-1753ファックス6337-1631)

内水浸水シミュレーションマップ

内水浸水とは大雨時に下水道などで排水できない雨水が地表にあふれ出て、建物が浸水することです。大雨時に想定される浸水の深さや区域が分かるシミュレーションマップを市ホームページに掲載しています。自宅周辺の被害の危険性を確認してください。◆問い合わせ/下水道経営室(電話6384-2080ファックス6368-9903)。

災害時給水拠点

市内には9か所災害時給水拠点があります。万一の場合に備え、給水拠点の場所の確認を。給水を受けるにはポリタンクなどを持参してください。◆問い合わせ/水道部総務室(南吹田3電話6384-1251ファックス6338-3192)。

ふだんから水の備蓄を

災害時には、道路の破損などにより水道水を届けることができない場合もあります。飲用水は1人1日3リットルを3日分以上備蓄しましょう。