ピックアップ吹田

浄水所に視察団

 7月29日、開発途上国17カ国の水道技術者25人が片山浄水所の視察に訪れました。これは国際協力機構(JICA)の研修プログラムとして大阪市が実施している事業で、地下水の浄水処理を学ぶために、毎年視察団が片山浄水所を訪れています。

 同所では約300メートルの深井戸7本が稼働しており、1日の処理量は約1万立方メートル。ポンプで汲み上げた地下水を貯留し、バクテリアを利用した鉄分の除去や薬品処理、ろ過処理などを行っています。

 ネパールの水道供給衛生省のディバ・カールさんは「地下水の浄水処理施設の視察は初めて。ネパールでは地下水の利用率が高いので、日本の進んだ浄水処理技術はとても参考になった」と話しました。

小学生が一日英語体験

 7月27日、28日に英語のみで会話する「すいたえいごkids2016」を、夢つながり未来館で開催し、小学3年・4年生528人が参加しました。

 この取り組みはグローバル社会を生き抜くためのコミュニケーション力の育成を目的に市教育委員会が4年前から開催。

 外国人の英語指導助手(AET)や関西大学、関西外国語大学、大和大学の学生らと料理やダンス、絵本遊びなどを英語で会話しながら楽しみました。

 参加した児童は、「もっと勉強して外国人とたくさん話せるようになりたい」と感想を話しました。

65歳以上の人口が増加

 平成28年7月31日現在の65歳以上人口は8万5148人。内訳は男性が3万6426人、女性が4万8722人です。前年比で2202人増加しました。

 100歳以上の人は134人。男性の最高齢は104歳。女性の最高齢は108歳です。

 長寿のお祝いや高齢化率、在宅介護の支援など、高齢者についての記事を「9月は高齢者保健福祉月間」ページ、96歳で創作活動を続けるデザイナーの近藤年子さんの記事を「人&ライフ」ページに掲載しています。

市長コラム

大切にしていることば(その2)

長い間変わらないものは、よくできている

後藤圭二

 まだまだ暑い日が続いていますが、もう秋です。これから市内のあちこちで敬老行事や体育祭、そして文化祭が催されます。みなさんは、公民館やメイシアターなどで開催される文化祭をご覧になったことがありますか。

 私がそのレベルの高さを知ったのは市長になってからです。正直、驚きました。絵画や工芸、生け花、書など素朴な作品から洗練された作品まで、その技巧とセンスには感心するばかり。

 また、民謡や日本舞踊、琴、三味線、お茶、着付け、俳句、短歌… 挙げればきりがありませんが、古くから今に伝わる技芸、伝統文化の変わらぬ「型」に本物を感じるのです。

 これまで、「大きいこと、強いこと、新しいこと、変えることは良いことだ」という価値観のもと、世の中は大きく発展をしてきました。一方で、秋の文化行事からは「小さく可憐なこと、古くから伝わるもの、保つ活動も大切ですよ」ということが伝わってきます。私たちがめざす成熟した社会では、その両方の価値観がバランスよく調和しているのでしょう。

 この夏、私は人生で初めて浴衣を着てみました。そして、長い間変わらないものは、やはりよくできているなぁ、と実感した次第です。