スラグの再利用

ページ番号1015090  更新日 2022年9月21日

写真:センター外観
資源循環エネルギーセンター
写真:溶融(ようゆう)スラグ
溶融スラグ

イラスト:アメニー
資源循環エネルギーセンター
イメージキャラクター
「アメニー」

資源循環エネルギーセンターは吹田市のごみ焼却工場だよ。市内で排出される年間約10万トンのごみを焼却しているんだ。焼却後の灰約7千トンを、さらに灰溶融炉で溶かし、上の写真のようなスラグが約6千トンできるんだ。


イラスト:すいたん
吹田市イメージキャラクター
「すいたん」

へぇー、そうなんだ。スラグってどんな物なのー?


イラスト:アメニー
アメニー

スラグは、黒く小さな粒状で非常に硬く、砂の代用品として使用することができるよ。例えば、コンクリートの骨材や歩道などの路盤材(下地材料)など、建築材料などに使用できるよ。下の写真を見てみて。スラグをコンクリート骨材として利用したもので、インターロッキングブロックというものだよ。


写真:ブロック使用例
歩道でのインターロッキングブロック使用例
写真:ブロック
インターロッキングブロック
(1ブロックあたりスラグ500グラム~1000グラム)


イラスト:すいたん
すいたん

これ街で見たことある!とってもきれいな歩道だよね。でもどうして、わざわざ灰をスラグにして再利用しているの?


イラスト:アメニー
アメニー

もともと灰は利用されずに埋立されていたんだ。それでは環境に負荷を与えてしまう。また埋立に要する運搬と処分にも費用がかかる。みんながいらないと思っていた灰であっても大事な資源なので、少しでも街で利用し、循環するシステムができればなぁと思っているよ。


イラスト:すいたん
すいたん

なるほど!そうなんだ。資源ごみ以外のものでもリサイクルすることができるんだね。全てのスラグを再利用しているの?


イラスト:アメニー
アメニー

それが、まだなんだ。平成25年度は約半分のスラグ(3千トン)しか利用されていないんだ。残りの半分は使用せずに埋立しているよ。何とか100%利用できるようにがんばるから、もし利用したいと思っている人や何かいいアイデアがある人は遠慮なく下の連絡先に連絡してね。よろしくお願いします。

このページに関するお問い合わせ

環境部 資源循環エネルギーセンター
〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園4番1号
電話番号:06-6877-3038 ファクス番号: 06-6876-4469
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)