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「民博」と「市博」
~梅棹忠夫氏を悼む
今月、各地域で敬老行事が行われます。戦前戦後の苦難を乗り越え、長年にわたり社会に貢献されてきた皆様に深く感謝し、いつまでも元気に暮らしていただきたいと願っています。そうした想いも込め、10月から「安心サポートごみ収集」を始めます。収集場所へのごみ出しが困難な世帯を対象に、玄関先まで回収に伺い少しでも負担を軽減してまいります。▼本市は、全国有数の学術研究都市で5つの大学・研究機関があり、その1つに、故梅棹忠夫さんの尽力により創設された国立民族学博物館があります。民博は、民族学・文化人類学の自由闊達(かったつ)な研究と、世界中の民族文化の息遣いが感じられる展示を行う、まさに万博記念公園にふさわしい施設です。鋭い切り口で多彩な文化の有様を伝える斬新性は、旧来の博物館のイメージを大胆に打ち破っています。また、時には手で触れて親しんでもらおうという姿勢に、吹田の文化行政は大きな影響を受けています。▼市立博物館においても、市民サポーターが中心となった自由な企画・運営や、観る人の五感に訴える様々な手法が好評を得ております。こうした工夫は民博の流れを汲むもので、創始者の梅棹さんの発想なくして今の市立博物館の改革はなかったと言っても過言ではありません。改めてご冥福をお祈りするとともに、その精神を受け継ぐ民博名誉教授でもある小山修三館長のもと、魅力と感動あふれる文化のまちづくりに邁進してまいる所存です。
平成22年(2010年)9月1日
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吹田市長
阪口善雄
座右の銘
「一隅を守り、千里を駆ける」
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